『からだとこころといきと』

 

からだとこころは、ひとつにつながっています。

 

たとえば、からだが緊張している時はこころもドキドキしているでしょう。

こころがそわそわ落ち着かない時はからだもなんだかフワフワしているでしょう。

ほらね。やっぱりからだとこころはひとつにつながっているようです。

 


そしてここからが大切なこと。
わたしたちはからだを治したければからだをなんとかしようと、そのことばかり考えます。

こころを治したければ心をなんとかしようと、そのことばかり考えます。

たしかに間違いではないですよ。でもそれとは違う方法があることも知っていてください。

それは、からだを治したければこころにも働きかけること。

こころを治したければからだにも働きかけること。

これが大切なことです。

ところでからだの痛みや不調ってなぜ起こるのだろう。

怪我や病気によって痛み不調が起こることはたしかにありますよ。それは絶対。

だけど怪我も病気もない。そんな原因不明の痛みや不調も世の中にはたくさんあるようです。

お医者さんも頭をひねってしまうような謎の痛みや不調も実際にたくさんたくさんあるのです。

ではそのような人は一生ずーっと痛みや不調を抱えながら生きていかないとダメなのかな。

それってしんどいし辛いなって思う。

思い出してみて。からだとこころの関係性を。

ひょっとしたら原因不明の痛みや不調はこころが生みだしてしまっているのかもしれないよってこと。

じゃあ解決の糸口はなんとなく見えたんじゃないかなって思う。

 

それはこんなことです。

原因不明な謎の症状や不調はこころに働きかけてみるといいのかもしれないよってこと。

ふむふむなるほどねーって。あれ、でもこころに働きかけるってどうやって・・・?

 

そう。いいところに気づきました。
その働きかけ方がわからないと痛みや不調を改善することはできないよね。
最初にからだとこころはつながっていると言いました。実はもうひとつ、からだとこころにつながっているものがあるのですよ。

それは呼吸です。


ちょっと日常の自分を思い出せるかな。

こころがそわそわ不安でいっぱいの時の呼吸がどうなっているのか。

からだがガチゴチ緊張している時の呼吸がどうなっているのか。
たぶん思い出せたのではないかなと思うよ。

つまりこころの状態は呼吸の状態によくよく現れているのですね。

ということで、ほら。こころに働きかける方法の謎が解決しましたね。からだに痛みや不調がある原因は必ずしもからだだけにあるわけではありません。

その原因はこころにある場合もあるのです。その原因を取り除くためにこころの現れである呼吸というツールを利用することで原因不明なからだの痛みや不調も徐々に改善されていくのです。

ゆっくり焦らずに練習していきましょう。

 

自然はいきなり変わらず目に見えないところで刻々と変わり続けています。

わたしたちも同じ自然の一部です。良くも悪くも変わり続けることが自然である人間なのです。

だけど目的をもって努力することで良い方向に変わっていくことができるのが人間としての素晴らしさだと思うのです。

 

 

〈まとめ〉

*心と身体と呼吸は三つでひとつのものであること。


*痛みや不調の緩和・改善にはからだだけではなくこころにもアプローチすること。


*こころへのアプローチは呼吸を介しておこなうと簡単で効果的であること。


*呼吸のポイントは、「リラックスした姿勢でおこなうこと。」「無理矢理にしないこと。」「まずは吐ききる練習をすること。」「目を閉じて息の流れを感じること。」「想像力を働かせてくださいね。例えば、全身に暖かく美しい光や気のようなものが満ちていく・その光や気が痛みや緊張、コリやこわばりのある部位にも満ちていく・さらに背骨の中の空洞をなめらかにスムーズに通り抜けます・それらが通り抜けたあとにはとても温かい余韻が味わえるでしょう。」

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