「飛ぶための方法」



生きていくためにと称して、さまざまな肩書きを手に入れ役割を得る。そうして社会や人との関わりが増えることは社会的な信用度が上がるということ。だけどそれは同時に責任が増えるということでもあるのだよ。

「責任」という言葉の意味はとても重たくてぼくは押しつぶされそうになる。 ぼくは軽くなりたい。
そう肉体的にも精神的にも、そして社会的にも身軽でいたいのだ。
ぼくにとって社会的な信用度を高めることは足枷となり責任が増え、ぼくはどんどんズンズン身も心も重たくなるのだ。

つい先日、夢を見た。 空をびゅんびゅん自由に飛びまわる夢だった。その夢の中でぼくは自由に空を飛んでいた。

その飛び方を誰かに教わったのだが、誰かは分からない。いや誰かは分かりそうだがなかなか上手く思い出せない。あなたはいったい誰ですか?

その誰かはこう言っていた。「飛ぶために必要な技術は何もない。飛ぶために必要なことは力むことではなく、力を無くすことだ。」

夢には意味があると誰かは言う。 いや、夢には何の意味もないと誰かは言う。

実際に意味があるかないかはわからない。だけど意味があると考えてみた方が楽しくて、なによりも夢がある。
そしてそれくらい気楽に頭を使っていた方が力みが無くなるのではないかなとぼくは思う。


力を無くすことで、ぼくは飛べる。
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